1)太陽の視半径

 次に、太陽の視半径σの求め方を示す。
 距離rが1AUのときの視半径σ’は定数として定められていて、太陽の視半径σ’は、959.63秒である。
 太陽の視半径σと、太陽の実半径Rs、地球と太陽の距離rとの関係は、
 sin(σ)=Rs/r であるから、距離rが1AUのときは、sin(σ’)=Rs となり、
 sin(σ)=Rs/r=sin(σ’)/r=sin(radians(959.63/3600))/rになる。
(太陽の視半径σ’の単位を秒から度に直している)
 よって、σ=degrees(asin(sin(radians(959.63/3600))/r)) から、
太陽の視半径σを得ることができる。