2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

1)高さ

下肢の各部分の長さを、頭長を基準とした比率で表しています。 〓高さ〓 ① 股〜膝 : 2.00(大腿長) ② 膝〜足首 : 1.70(下腿長) ③ 足首〜足底 : 0.30(足首高) 〓足〓

下肢

大腿、下腿、足の部分をいう。

1)高さ

上肢の各部分の長さを、頭長を基準とした比率で表しています。 〓高さ〓 ① 肩関節〜肘 : 1.35(上腕長) ② 肘〜手首 : 1.15(前腕長) ③ 手首〜中指先端 : 0.80(手長) 〓手〓 手の指を閉じれは親指以外は、0.4頭長の正方形を縦に二つ並…

上肢

上腕、前腕、手の部分をいう。

3)奥行き

頭長を基準とした比率で表しています。 〓奥行き〓 ① 首厚 : 0.35 ② 乳頭位胸厚 : 1.05(バストライン) ③ 胴厚 : 0.76(ウエストライン) ④ 臀厚 : 0.95(ヒップライン) 〓側面〓 首は真上ではなく、少し前方へ傾いています。

2)横幅

頭長を基準とした比率で表しています。 〓横幅〓 ① 首幅 : 0.35 ② 胴幅 : 1.00(ウエストライン) ③ 肩関節間幅 : 1.40 ④ 臀幅 : 1.35(ヒップライン) 成人女性の標準的な肩峰間幅(左右の肩の幅)は1.5頭長です。 一般的に、成人女…

1)高さ

胴(ウエストライン)を基準とした長さです。 〓高さ〓 ① 首付け根〜胴 : 1.75(頸側点) ② 肩関節〜胴 : 1.50 ③ 乳首〜胴 : 0.90(バストライン) ④ 胴〜臀部 : 0.70(ヒップライン) ⑤ 胴〜股下 : 1.00 〓正面〓 一般的なヒップ…

胴体

ここでは、胸部、腹部、臀部を含んだ部分をいう。

1)高さ

顎(頤点)を基準とした長さです。 〓高さ〓 ① 顎〜頸付け根 : 1/4(頸側点) ② 顎〜肩先 : 1/3(肩先点) ③ 顎〜肩関節 : 1/2 鎖骨より上が頸部になります。

頸部

頭部と胴体の間にある首の部分をいう。

3)奥行き

頭長を基準としています。 〓奥行き〓 ① 眉間〜後頭 : 0.85 〓側面〓 上側の耳付け根の高さは目と同じ高さになります。 耳下の高さは鼻下の高さと同じになります。

2)横幅

頭長を基準にした比率で表しています。 〓横幅〓 ① 頭幅 : 0.72 ② 鼻幅 : 1/8 (鼻下点) ③ 口幅 : 1/4 (口点) ここでの、頭の幅は細めで、大人っぽい顔立ちになります。頭の幅を広くすると若い顔になります。 また、口の幅や目と目の間の幅…

1)高さ

頭頂を基準とした長さです。 〓高さ〓 ① 頭頂〜目 : 1/2(外眼角点) ② 頭頂〜鼻下 : 3/4(鼻下点) ③ 頭頂〜口裂 : 5/6(口点) ④ 頭頂〜顎 : 1.0(頤点) 〓正面〓 顎(頤点)から口下までの高さは1/8頭長です。

頭部

頭部とは、脳や、目、耳、鼻、舌などの感覚器官や、口などの摂食器官がある頭の部分をいう。

2.人体の部位

成人女性の部位の大きさを、頭の高さを1としたときの比率で表します。

基本的な姿勢

基本的な姿勢としては、直立、前屈、腰掛け姿勢、体育座り、正座、寝姿勢等が有ります。 〓直立、前屈、腰掛け姿勢〓 前屈姿勢のときの高さは5頭長になります。 腰掛姿勢のときの高さは6頭長になります。 〓床座り、寝姿勢〓 体育座りのときの高さは4.2…

高さ

床面を基準とした高さです。 〓高さ〓 ① 身長 :8.00(頭頂点) ② 眼高 :7.50(外眼角点) ③ 顎高 :7.00(頤点) ④ 肩関節高 :6.50 ⑤ 肘高 :5.15(肘関節) ⑥ 胴高 :5.00(ウエストライン) ⑦ 手首高 :4.00(股) ⑧ 中指…

1.プロポーション

成人女性の理想的なプロポーションは8頭身とされています。 ここでは、8頭身の女性の各部分の大きさを、頭の高さを1としたときの比率で表します。

第2章 人体の構造

人体の基本的な構造を理解すれば、色々なポーズをした形状の人物を造るのに役に立ちます。 ここでは、特に成人女性における人体の構造について説明します。

3.物体の構成

身近な物体を観察し、物体を単純化すると、基本立体である球、立方体、円錐、円柱、円板等の組み合わせで構成されていることに気が付きます。 描画しようとする物体をまず単純化して、基本立体の組み合わせとして捉え、個々の基本立体の大きさや、全体のバラ…

平面による切り取り

平面の外側の領域を法線で指定することにより、平面を使って基本立体を切り取ることが出来ます。 このとき、平面の内側と基本立体との共通部分を、サーフェイスとして切り取ります。 また、二枚の平面で挟んで切り取ることや、三枚以上の複数の平面を使って…

立体による切り取り

基本立体Aの基本立体Bによる切り取りは、共通部分をサーフェイスとして切り取ります。

2.切り取り

基本立体を切り取って、新たな形状を造ることが出来ます。 このとき、基本立体は中身の詰まったソリッドですが、切り取って出来た形状は、表面だけの中身の無いサーフェイスになります。

インバース

インバースは、論理積、論理差で扱う基本立体の外側の領域を指定する為に用います。 基本立体Aのインバースは、自分自身である基本立体Aの外側の領域を表します。

論理差

基本立体Aと基本立体Bの論理差(A−B)は、基本立体Aが基本立体Bにより削り取られた領域を表します。

論理積

基本立体Aと基本立体Bの論理積は、基本立体Aと基本立体Bの共通部分の領域を表します。

2)マージ

基本立体Aと基本立体Bを重ねたときに共通部分が重複しないように結合するためのマージが有ります。 透けて見える物体を生成するときに、重なった部分がつながって見える様にする為には、マージを使用します。

1)ユニオン

基本立体Aと基本立体Bの論理和には、基本立体Aと基本立体Bを重ねて結合するユニオンが有ります。

論理和

複数の基本立体を結合します。

1.論理演算

基本立体には、球、立方体、円錐、円柱、円板等があり、複数の基本立体を、論理和、論理積、論理差と呼ばれる論理演算を用いて組み合わせます。 このとき、インバースと呼ばれる論理演算によって、基本立体の外側の領域を指定することが出来ます。 また、論…