2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2)色相角(150≦θ<210)

色相角が150度から210度の刺激純度長EPLの最大値を求めます。 このとき、青の光源量BBが最大BBmax、赤の光源量RRが最小RRminになります。 色相角θ:指定値 刺激強度V:指定値 RR = 2V−BB GG = BB・g/b BB = 1 (最大値) r = b・RR/BB g = 1−2V・b…

1)色相角(90≦θ<150)

色相角が90度から150度の刺激純度長EPLの最大値を求めます。 このとき、緑の光源量GGが最大GGmax、赤の光源量RRが最小RRminになります。 色相角θ:指定値 刺激強度V:指定値 RR = 2V−GG GG = 1 (最大値) BB = GG・b/g r = g・RR/GG = RR(1−b)…

色相角(90≦θ<210)の場合

色相角が90度から210度の制限値の求め方について説明をします。

例)色相角(θ=60度)

例) 色相角:60度 刺激純度:1.0 刺激強度:0.6 光源量 赤:0.6 緑:1.0 青:0.2

2)色相角(30≦θ<90)

色相角が30度から90度の刺激純度長EPLの最大値を求めます。 このとき、緑の光源量GGが最大GGmax、青の光源量BBが最小BBminになります。 色相角θ:指定値 刺激強度V:指定値 RR = GG・r/g GG = 1 (最大値) BB = 2V− GG r = 1−2V・b/BB g = b・GG/B…

1)色相角(−30≦θ<30)

色相角が−30度から30度の刺激純度長EPLの最大値を求めます。 このとき、赤の光源量RRが最大RRmax、青の光源量BBが最小BBminになります。 色相角θ:指定値 刺激強度V:指定値 RR = 1 (最大値) GG = RR・g/r BB = 2V−RR r = b・RR/BB g = 1−b・2V/B…

色相角(−30≦θ<90)の場合

色相角θが−30度から90度の制限値の求め方について説明をします。

1.制限値

三光源RGBの光源量が1を超えないような刺激純度長の制限値について説明をします。 制限値を刺激純度長の最大値とすることにより、光源量が1を超えないようにします。

第四章 刺激純度長の制限

刺激強度が、V = (RGBmax+RGBmin)/2 であるから、三光源RGBの光源量は、1を超えて最大で2になる場合があります。 例) V=0.6の場合、RR=1.2、GG=0、BB=0が考えられます。 V=1.0の場合、RR=2、GG=0、BB=0が考えられます。 このように、…

色空間

色相角、刺激純度、刺激強度の三属性で指定した三光源RGBによってできる色空間は、断面をrgb色度平面とする三角錐になります。

<光源量の式>

光源量RR,GG,BBは、次の式から求めることができます。 BB = IF ( max(r,g,b) = b ) Then 2V(b/(g+b)) Else 2V(b/(r+g)) RR = BB・r/b GG = BB・g/b 例) 色相角:220 刺激純度:2/3 刺激強度:0.5 光源量 赤:0.274 緑:0.142 青:0.…

3)色相角(210≦θ<330)

色相角θが210度から330度の場合は、緑の光源量が最小GGminになります。 赤の光源量が最大RRmaxの場合 刺激強度 V = (RRmax+GGmin)/2 青の光源量 BB = 2V(b/(r+g)) 青の光源量が最大BBmaxの場合 刺激強度 V = (BBmax+GGmin)/2 青の光源量 BB = 2V…

<光源量の式>

光源量RR,GG,BBは、次の式から求めることができます。 GG = IF ( max(r,g,b) = g) Then 2V(g/(r+g)) Else 2V(g/(r+b)) BB = GG・b/g RR = GG・r/g 例) 色相角:180度 刺激純度:1/2 刺激強度:0.4 光源量 赤:0.2 緑:0.4 青:0.6

2)色相角(90≦θ<210)

色相角θが90度から210度の場合は、赤の光源量が最小RRminになります。 緑の光源量が最大GGmaxの場合 刺激強度 V = (GGmax+RRmin)/2 緑の光源量 GG = 2V(g/(r+g)) 青の光源量が最大BBmaxの場合 刺激強度 V = (BBmax+RRmin)/2 赤の光源量 GG = 2V(g…

<光源量の式>

光源量RR,GG,BBは、次の式から求めることができます。 RR = IF ( max(r,g,b) = r ) Then 2V(r/(r+b)) Else 2V(r/(g+b)) GG = RR・g/r BB = RR・b/r 例) 色相角:60度 刺激純度:1/3 刺激強度:0.3 光源量 赤:0.3 緑:0.4 青:0.2

1)色相角(−30≦θ<90)

色相角θが−30度から90度の場合は、青の光源量が最小BBminになります。 緑の光源量が最大GGmaxの場合 刺激強度 V = (GGmax+BBmin)/2 赤の光源量 RR = 2V(r/(g+b)) 赤の光源量が最大RRmaxの場合 刺激強度 V = (RRmax+BBmin)/2 赤の光源量 RR = 2V(r…

光源量

三光源の光源量RR,GG,BBは、光量比r,g,bと刺激強度Vから求めることができます。

光量比

r’g’表示座標から論理色度座標への変換式は、次のようになります。 r = r’・cos(30度)−g’・sin(30度) g = g’ b = 1−(r+g) 光量比がr、g、bで、論理色度座標は( r , g , b )になります。

<最大刺激純度の色座標>

最大刺激純度長BSmaxの論理色度座標( Brmax, Bgmax, Bbmax )は、次のようになります Brmax = Br’max・cos(30度)−Bg’max・sin(30度) Bgmax = Bg’max Bbmax = 1−(Brmax+Bgmax) 例) 色相角:270度 刺激純度:2/3 刺激強度:0.5 光源量 赤:0.8 緑:…

<r’g’表示座標>

参考までに、r’g’表示座標における、次の式も載せておきます。 g’ = mB(r’−r’B)+g’B 傾きがmBで、点B(r’B,g’B)を通る直線 g’ = m(r’−r’C)+g’C 傾きがmで、点C(r’C,g’C)を通る直線 Br’max = ( (m・r’C−g’C)−(mB・r’B−g’B) )/(m−mB) Bg’max = ( mB(m・r’C−g…

3)色相角(210≦θ<330)の場合

最大刺激純度長BSmaxのr’g’表示座標は、次のようになります。 Br’max = BSmax・cosθ+r’w Gg’max = BSmax・sinθ+g’w 色相角が210度から330度の最大刺激純度長BSmaxは、次の式から求めることができます。 BSmax = (mB(r’B−r’w)−(g’B−g’w))/(mB・cosθ−…

<最大刺激純度の色座標>

最大刺激純度長GSmaxの論理色度座標( Grmax, Ggmax, Gbmax )は、次のようになります。 Grmax = Gr’max・cos(30度)−Gg’max・sin(30度) Ggmax = Gg’max Gbmax = 1−(Grmax+Ggmax) 例) 色相角:150度 刺激純度:1/2 刺激強度:0.4 光源量 赤:0.229…

<r’g’表示座標>

参考までに、r’g’表示座標における、次の式も載せておきます。 g’ = mG(r’−r’G)+g’G 傾きがmGで、点G(r’G,g’G)を通る直線 g’ = m(r’−r’C)+g’C 傾きがmで、点C(r’C,g’C)を通る直線 Gr’max = ( (m・r’C−g’C)−(mG・r’G−g’G) )/(m−mG) Gg’max = ( mG(m・r’C−g…

2)色相角(90≦θ<210)の場合

最大刺激純度長GSmaxのr’g’表示座標は、次のようになります。 Gr’max = GSmax・cosθ+r’w Gg’max = GSmax・sinθ+g’w 色相角が90度から210度の最大刺激純度長GSmaxは、次の式から求めることができます。 GSmax = (mG(r’G−r’w)−(g’G−g’w))/(mG・cosθ−si…

<最大刺激純度の色座標>

最大刺激純度長RSmaxの論理色度座標( Rrmax, Rgmax, Rbmax )は、次のようになります Rrmax = Rr’max・cos(30度)−Rg’max・sin(30度) Rgmax = Rg’max Rbmax = 1−(Rrmax+Rgmax) 例) 色相角:30度 刺激純度:1 刺激強度:0.2 光源量 赤:0.4 緑:0.4 …

<r’g’表示座標>

参考までに、r’g’表示座標における、次の式も載せておきます。 g’ = mR(r’−r’R)+g’R 傾きがmRで、点R(r’R,g’R)を通る直線 g’ = m(r’−r’C)+g’C 傾きがmで、点C(r’C,g’C)を通る直線 Rr’max = ( (m・r’C−g’C)−(mR・r’R−g’R) )/(m−mR) Rg’max = ( mR(m・r’C−g…

1)色相角(−30≦θ<90)の場合

最大刺激純度長RSmaxのr’g’表示座標は、次のようになります。 Rr’max = RSmax・cosθ+r’w Rg’max = RSmax・sinθ+g’w 色相角が−30度から90度の最大刺激純度長RSmaxは、次の式から求めることができます。 RSmax = (mR(r’R−r’w)−(g’R−g’w))/(mR・cosθ−sin…

最大刺激純度長

最大刺激純度長Smaxのうち、 色相角が−30度から90度の場合をRSmax、 色相角が90度から210度の場合をGSmax、 色相角が210度から330度の場合をBSmaxとします。 <参考> 傾きmで 点P(r’P,g’P) を通る直線の方程式 g’=m(r’−r’P)+g’P

r’g’表示座標

刺激純度長EPL、最大刺激純度長Smaxとすると、次のような等式が成立します。 EPL =S・Smax cosθ=(r’C−r’w)/EPL sinθ=(g’C−g’w)/EPL 混合色のr’g’表示座標は、色相角θ、刺激純度S、最大刺激純度長Smaxから、次のように計算できます。 r’C = EPL・cosθ+r…

3)刺激強度

RGBの光源量が、どれも同じ値であれば、論理色度座標は(1/3,1/3,1/3)になり、光量比r、g、bが同一となる光源量は、明度に相当します。 刺激強度Vは、RGB光源量の最大と最小の平均値とします。 V = (RGBmax+RGBmin)/2 (0≦V≦1) 例) 補色色相面(グリー…