日食判別

 太陽の中心上にあるy軸を通過する前の月の中心距離の座標(X0,Y0)、
通過後の中心距離の座標(X1,Y1)とする。
 月がy軸を通過する前後の中心距離Lがつくる角度Ac を、
 Ac=mod(degrees(atan2(Y1,X1)−atan2(Y0,X0))+360,360) から求める。

 角度Ac が−180度から180度の間の値になるように、
 もし、Ac>180 のときは、Ac=Ac−360 とし、
 もし、Ac<−180 のときは、Ac=Ac+360 とする。

 角度Ac の絶対値abs(Ac) が、abs(Ac)<4 またはabs(Ac)>176 のとき、
 もし、σs≦σm ならば、皆既日食、以外ならば、金環食となる。

 角度Ac の絶対値abs(Ac) が、abs(Ac)<4 またはabs(Ac)>176 以外のとき、
 もし、L<σs+σm ならば、部分日食、以外ならは、不食となる。

不食】 日食が起こらないことをいう。
【部分日食】 太陽と月の一部分が重なり、太陽が欠けて見えることをいう。

 皆既日食は、太陽の大きさが月の大きさより小さいときに、完全に重なると起きる。
 金環食は、太陽の大きさが月の大きさより大きいときに、完全に重なると起きる。