太陽と月の地心赤道座標

 時間引数Tの元期を2000年1月1日12時UT(J2000.0)として、
 黄道傾角εを、
 ε=23+26/60+21.448/3600−46.8150/3600×T
  −0.59e-3/3600×pow(T ,2)+1.8137e-3/3600×pow(T ,3)
で求める。

 黄道傾角εを用いて、太陽の地心黄道座標(λ,β)、摂動補正を行った月の地心黄道座標(λ,β)から、それぞれの地心赤道座標(α,δ)を求める。

 LAM=radians(λ)、BET=radians(β)、OBL=radians(ε) で、単位をラジアンに変換する。
 赤緯δを、
 DEC=asin(sin(BET)×cos(OBL)+cos(BET)×sin(LAM)×sin(OBL)) で求める。
 赤経αを、
 RAs=(−sin(BET)×sin(OBL)+cos(BET)×sin(LAM)×cos(OBL))/cos(DEC)
 RAc=cos(BET)×cos(LAM)/cos(DEC) から
 RA=atan2(RAs ,RAc) で求め、RA=mod(RA+2π ,2π) で正の値にする。
 そして、α=degrees(RA)、δ=degrees(DEC) により、単位を度に変換する。