一次近似の曲線

 式から曲線を描く場合に、最も簡単な方法は、直線による一次近似の曲線で描くことです。

 その方法は、媒介変数tの区間と刻み幅dTを指定し、
そのtの値に対応した直交座標の点(x(t),y(t),z(t))を求めて、曲線上の隣りどうしの二点を線分でつないでいくことです。

 曲線を折れ線で描くわけですが、媒介変数tの刻み幅dTを十分小さく取れば曲線に見えます。


                      POV−Rayでは、円周率πをpiで指定します。
 媒介変数tの刻み幅を小さくしていくと、その隣りどうしの二点を通る直線は、その点における接線に近づいていきます。