地球時

 太陽系の惑星や彗星などの位置を計算するには、地球時TTを使用します。

 地球時TTとは、以前の名称を地球力学時TDTといい、地球を中心とする天体の運動に適用される時刻を言います。

 地球時TTと協定世界時UTCとの関係は、次の式で表されます。

   TT=UTC+67.184秒 (2012年7月1日 閏秒挿入)

 地球時TTは、協定世界時UTC閏秒が挿入されると1秒増加します。