3.物体の構成

 身近な物体を観察し、物体を単純化すると、基本立体である球、立方体、円錐、円柱、円板等の組み合わせで構成されていることに気が付きます。

 描画しようとする物体をまず単純化して、基本立体の組み合わせとして捉え、個々の基本立体の大きさや、全体のバランスを整えます。
 その上で、物体を構成している個々の基本立体を、さらにリアルな形状に置き換えていきます。
 そうすることにより、リアルな形状を持つ物体を造ることが出来ます。

 個々の基本立体は、拡大・縮小、回転等を行って必要な形状にし、適切な位置に平行移動します。
 拡大・縮小、回転、平行移動は、座標軸であるx軸、y軸、z軸に対して指定します。