座標変換

 黄道直交座標(x,y,z)を球面座標(r,λ,β)に変換する。

 惑星の位置をベクトルで表して、P=<x,y,z> とすれば、r=vlength(P) により、惑星までの距離rを得る。
 もし、(P.x=0 & P.y=0) ならば、H=0、そうでなければ、H=atan2(P.y ,P.x) とし、
λ=mod(degrees(H)+360 ,360) により、黄経λを得る。
 Rh=vlength(<P.x ,P.y ,0>) から、
 もし、(Rh=0 & P.z=0) ならば、V=0、そうでなければ、V=atan2(P.z ,Rh) とし、β=degrees(V) により、黄緯βを得る。

 vlength(P)は、ベクトルPの長さを実数で返す。
 vlength(P)=sqrt(pow(x,2)+pow(y,2)+pow(z,2))
 POV-Rayでは、ベクトルPの成分であるx、y、zを、P.x、P.y、P.zにより、参照すことができる。