球面座標への変換

 物体を配置する二点間ごとの弧長が等しけれは、その二点間を結ぶベクトルを、球面座標に変換して、物体を曲線上に配置することができます。

 直交座標は、x,y,zで点Pの位置を指定しますが、球面座標は、動径r、方向角H、仰角Vで点Pの位置を指定します。
 動径rはベクトルPの大きさ‖P‖で、tan H=y/x , tan V=z/sqrt(pow(x,2)+pow(y,2)) なので、
直交座標(x,y,z)から球面座標(r,H,V)への変換式は、
 r=sqrt(pow(x,2)+pow(y,2)+pow(z,2)) , H=atan y/ x , V=atan z/sqrt(pow(x,2)+pow(y,2)) になります。