2)y軸回転面

 POV−Rayには、y軸回転面を生成するlatheという命令が用意されていて、母線となる曲線の座標データを指定することにより、回転面を生成します。
 一般的には、ろくろと呼ばれる機能です。

 式は、S(u,v)=(φ(u)cos v, ψ(u), φ(u)sin v ) になり、母線は、(φ(u), ψ(u), 0 )または( 0, ψ(u), φ(u) ) になります。

 例) 容器 γ(u)=( sin u/2 + cos u + 3, u ) ( -2≦u<3.7π, 0≦v<2π )

 ここでは、y軸回転面を、x軸に対して90度回転させ、z軸回転面のように描画しています。