3)日出没の時刻

 場所の緯度ψと、正中時の太陽の赤緯δと、日出没の条件となる太陽の上縁までの天頂距離ZDから、出没時の時角HAを求める。

 LAT=radians(ψ)、DEC=radians(δ)、ZET=radians(ZD) とし、単位を度からラジアンに変換する。
 HA=degrees(acos(−tan(LAT)×tan(DEC)+cos(ZET)/(cos(LAT)×cos(DEC)))) から、単位が度の出没時の時角HAを求めたら、
正中時LMTと出没時の時角HAから、
 太陽の出時LMTrを、LMTr=mod(LMT−HA/15,24)
 太陽の没時LMTsを、LMTs=mod(LMT+HA/15,24)
として求める。(時角HAの単位を度から時に直している)

 日本中央標準時JSTでの出時と没時は、正中時で説明した方法で、
LMTをLMTr、LMTsにすることにより得ることができる。