外積

 ベクトルAとベクトルBの外積は、A×Bと表記します。

 ベクトルAとベクトルBによって作られる平面に垂直なベクトルが外積になります。

 ベクトルAを(xa, ya, za)、ベクトルBを(xb, yb, zb)とすると、ベクトルAとベクトルBの外積は、
A×B =(yazb−zayb, zaxb−xazb, xayb−yaxb)となります。

 ベクトルAの大きさを‖A‖、ベクトルBの大きさを‖B‖、ベクトルAとベクトルBのなす角をθとすると、外積A×Bのベクトルの大きさは、‖A×B‖=‖A‖‖B‖sinθになります。
 これは、ベクトルAとベクトルBの大きさを辺とする平行四辺形の面積になります。

 POV−Rayには、vcrossが用意されていて、ベクトルAとベクトルBの外積を、vcross(A,B)により求めることができます。