正則曲面Sの式を一階偏微分したSuとSvとにより内積で表されます。
E=∂S/∂u・∂S/∂u=Su・Su
F=∂S/∂u・∂S/∂v=Su・Sv=Sv・Su
G=∂S/∂v・∂S/∂v=Sv・Sv
POV−Rayには、vdotが用意されていて、SuとSvの内積を、vdot(Su,Sv)により求めることができます。
一階偏微分の値は、中点差分法により、
Su=(S( u+H/2, v )-S( u-H/2, v ))/H
Sv=(S( u, v+H/2 )-S( u, v-H/2 ))/H になります。
Hは第一変数u、第二変数vの微小な増加分⊿u、⊿vで、uやvの刻み幅をHとすることが考えられますが、刻み幅より小さな値を、定数として設定することもできます。