月食の確認

 月食を調べる開始日時(Y年M月D日H時)と、月食を見る場所(経度LON,緯度ψ)から月食が有るか無いかを確認する方法について説明する。

 指定した日時から約30日間の地球の影に対する月の相対位置を計算する。
 このとき、地球の影と月の中心距離をLとすれば、刻み幅を加えた時刻は、
 もし、L≧4.2ならば、Ymdh=Ymdh+<0, 0, 0, 0.62L> とし、
 もし、L<4.2ならば、
 Ymdh=+<0, 0, 0, 1> として、時刻を1時間ずつ増加させる。

 繰り返しの回数は、ここでは45回とする。

 月の相対位置が、地球の影から離れ過ぎて遠くにあり、画面からはみ出ていれば表示されない。

 月食があれば、1時間毎の地球の影に対する月の相対位置が表示される。
 月食が有っても無くても、月の相対位置が、画面の中に納まっていれば表示される。