1)弧長パラメータ表示

 曲線α(s)上の動点Qからの接線の長さを、弧長パラメータsに等しくすると、弧長パラメータsで表される曲線の伸開線は、β(s)=α(s) - s T(s)になります。
 T(s)は曲線α(s)の単位接線ベクトルです。

 曲線α(s)の単位接線ベクトルは、
中点差分法により、T(s)=(α(s+H/2)-α(s-H/2))/H として計算できます。
 Hは弧長パラメータsの微小な増加分⊿sで、弧長パラメータsの刻み幅をHとすることが考えられますが、刻み幅より小さな値を定数として設定することもできます。